>>お問い合わせ  

受験あれこれ

皆さんは今までの人生のうちで、必ず1度は入学試験なるものを経験していると思います。この入学試験のための勉強、準備を所謂受験勉強、受験と言うのですが、これにかかる負担は非常に大きいものがあります。それは勿論入学試験そのものが難しいからという理由だけではありません。日本の場合、入学試験を経てどの学校に入学するかで、将来の人生が大きく決まってしまうという事情があります。所謂学歴社会と呼ばれるものです。そしてこの学歴社会と密接に結びついているのが受験戦争という現象です。そういった事情があるがために、受験に臨む受験生の心理的、肉体的負担は大きく、またその負担は受験生の家族にも及んできます。
こうした側面をもった日本の入学試験ですが、やはりその際立った特徴として、入学後の進級試験や卒業試験に比べて、入学試験の難度が高く設定されている場合が多いという点が挙げられます。入学の難しさと比べれば卒業が容易であるため、特に大学で、学生が入学時に比べて勉学に怠惰になるなどの悪影響が指摘されています。「大学はレジャーランド」と言った人もいます。大学入試に至るまでの受験戦争を戦い抜き、そこで全力を出し切った結果、その後燃え尽きたような状態になってしまう受験生もいます。
また大部分の受験生は、自分が合格できそうな最高の難易度の学校に入学する心理的傾向があります。具体的にわかりやすく例を言えば、複数の大学に合格したとして、その中から入学する大学を一つ選ぶ場合、世間で最も難易度が高いと思われている大学を選ぶ傾向があるということです。これには多くの理由があると言われていますが、受験生の間で学校間の序列が存在し、それを固定させ認定することで、高難易度の学校への羨望や自信と、対照的に低難易度の学校への蔑視や落胆を生んでいるのです。これも日本で長く続く学歴社会がもたらした影響だと言えます。学歴社会は、学歴のみならず学校や職業、収入などを全てランク付けし、それを認める風潮を生んだのです。
話は変わって、中学校以上の入学試験では必ずといってよいほど学力検査が課されますが、学校によっては運動能力などの実技試験が課される場合もあります。また、高校受験では卒業校からの内申書が加味されることが多くなっています。これは入学試験の得点だけではなく、中学校での平素の授業態度や成績も入学試験結果に反映しようという考えです。又、中学校、中等教育学校等でも調査票を提出させることが多くなっています。いずれにせよ入学試験の結果だけによる一面的な評価を避けようという試みです。
また高校、大学の入学時には、基本的に下級学校を卒業していることが前提となります。それを卒業していない場合はまた別に入学資格試験を受験しなければならない場合が多くなっています。有名なのは高校を卒業していない人が大学を受験する際に必要な、大検と呼ばれる試験です。
また高校や大学では、学業やスポーツなどで優れた技能を持つ者を、一般入試の枠とは別の推薦入試枠で採用することもあります。これも学業一辺倒ではない、多彩な才能を持った人材を集めようとする試みです。この推薦入試では推薦入学希望者に対して学力試験が課される場合もありますが、多くは面接、作文が課されます。

最後に滑り止めという言葉について紹介します。これはよく高校入試、或いは大学入試で見られますが、受験した全ての学校で不合格となり、結果浪人してしまうことを避けるために、実力では十分可能な学校の入学試験を受けること、つまり合格の可能性の高い学校を受験することです。そうした受験行為、或いはその学校を滑り止めと言います。これに対して、第一志望校を本命と呼びます。

pickup

評判の個別指導
http://www.morijuku.com/